今日はアニメ「Air」を観ました。
きっかけは、挿入歌の「夏影」がお気に入りなので。
ひと夏のはかない少女との出会い、という個人的に好きなシチュエーションです。
もとはゲームらしく、感動的なストーリーが高く評価されているらしいです。
通して観て楽しめたんだけど、ところどころ気になったところがありました。
作画が目が大きくて、鼻・口が上に位置しているところ。(京アニ制作とは別の、東映制作劇場版の方が絵は受け入れやすいです)
ちょっとお話がベタなところがあったかな。先が分かるというか…。
なんで最後は主人公(と思っていた)国崎がカラスになるんだよぉ。しかもそのままラストまで登場しないという…。
youtubeの「夏影」MAD動画を観た時はそれだけで胸にくるものがあったので、押し寄せるような感動を期待していたんだけどそこまでではなかったです…。
後半の、観鈴への晴子の愛情にはうるっときました。拒絶する娘と無条件で愛する母親…。すごく気持ちがわかるので大いに感情移入して引き込まれます。
柳也、神奈、裏葉のお話もおもしろかったです。これは最後までどうなるんろとハラハラしながら観れました。
柳也の子孫が国崎、神奈の子孫が観鈴と思ったんだけどどうなんだろう…。ラストがこのへんの説明がなかったので、それが消化不良でした。
それでも充分及第点ですし、ずっと観たかったこの「Air」が観れて満足です。
先日「氷菓」も観たのですが…これはよいですよ。
折木奉太郎がかっこいい。作画が気合入っている。動画も背景も。ストーリーも先が気になって引き込まれる。
古典部という、文芸部的な部活を取り扱っていて、主人公の奉太郎は無気力系のキャラという、地味で動きがなさそうなのに演出やキャラクターの個性でまったくそれを感じさせない。おもしろいです。
なんか京アニの、脂がのってありふれたエネルギーみたいなものを感じました。このスタジオは日本のアニメ界を牽引していく存在になる(すでになっている?)んじゃないかな…。今の若者、アニメーター志望の方達はジブリよりも京アニの方が魅力的に見えるんじゃないでしょうか。
ということで京アニをチェックしたくなり、「境界の彼方」を観ています。
しかし、現在4話まで観ているのですが「氷菓」ほどには楽しめてないです。
なんでだろう。バトルとか妖怪とかアクションとか、要素で言えば「氷菓」よりも好みなはずなのに。
作画はうまいです。日常描写だけでなく、ここまで本格バトルもこなせるとは驚きでした。
キャラが自分にはあまり魅力的に感じないのかなぁ…。やっぱりそこか…。
とりあえずはひととおり観てみようと思います。
先日までつぼみだった、赤いオールドローズが咲きました。うれしいです。